【男性必見】20代、30代の体臭が臭い原因とその対策

まだ若いのに、なんだか体が臭ってきた!
そんなお悩みはありませんか?
SMELL公式LINEお悩み相談室でも20代、30代の方から「体が臭ってきた、どうすればいいでしょうか?」
というご質問をお受けしましたので記事にしてみました。
体臭の原因は?20代、30代でなるもの?
まずは体臭の原因から知りましょう。
体臭はトリメチルアミン尿症のような先天性の場合もあれば、後天的に発生するものもあります。
体臭とは体から出るニオイのことであり、その殆どは体内で食べたものが蓄積されて老廃物となり汗となり体外へ出てくるものです。
ですから、一般的には後天的なものが多いです。
20代、30代といったいわゆる若い世代で起こるのが若年性加齢臭です。
一般的なデータでは、私たち日本人は20代後半から30代前半にかけて始まります。
加齢に伴って、一定の率で増え続けるのです。
しかしながら、発症するタイミングは個人差があります。
また、若年性加齢臭だけでなく、脇の臭いも若いうちから臭うと言われています。
マンダムによる官能試験によって、脇のニオイは10代~20代の若い男性が最も強いという結果がでています。[1]
それに、加齢臭と違って、脇のニオイは30代、40代になるにつれて減少する傾向にあります。
『加齢臭』という名がある通り、一般的に加齢とともに増加する傾向があると考えられていますが、脇のニオイは逆に減少することが実験結果より明らかになったのです。
食べるもので体臭が変化することを示唆していましたが、脇のニオイが強い10代~20代の男性と、脇のニオイが減少傾向である30代~40代の男性間での生活習慣、食習慣の差は見られませんでした。
この結果から、『脇のニオイは食べるもので強くなるだけではない』ということになります。
ではなぜ、若い男性は臭うのか?
しかし、なぜ脇のニオイは年齢とともに増加しないのでしょうか。
現時点での研究結果では、明らかな事実や、医学的根拠は存在しません。
専門家や医師たちの間では、加齢による基礎代謝の低下や体質の変化、分泌成分の変化によるものと示唆しておりますが、現時点でも研究段階です。
あまり深く考えずに、今の若い時は臭うけど、その内脇のニオイが軽減されてくると思えば、気が楽になりませんか^^
それに、脇が臭ううちは『まだまだ若い』という証拠とも言えます!
加齢とともにニオイが増加しない理由が分からないにしろ、ニオイが発生する原因のメカニズムは分かっています。
主な原因を挙げていきます。
◆思春期による発症
実は、主に10代の思春期ころから脇のニオイが発症します。
なぜなら、思春期頃から性ホルモンが発達し始め、これが脇のニオイと関係しているからです。
アポクリン汗腺を刺激することによって、汗が出て、皮膚上にある常在菌と反応してニオイ物質を生成します。
性ホルモンが発達する思春期は、ホルモンバランスが乱れアポクリン汗腺を刺激されることで、ニオイが発生するのです。
女性で言うと分かり易いのが生理が始まるタイミングです。
これもホルモンの乱れによるものです。
理論上の話ですが、年齢を重ねるにつれてニオイが減少するということは、加齢に伴い性ホルモンが減少していくのと関係があるかもしれませんね。
>>さらに詳しいメカニズムは、『アポクリン腺のメカニズムとワキガの関係』を参考に。
◆ストレス
ストレスによって自律神経が刺激されると、退化していたアポクリン汗腺が活発になります。
仕事や人間関係のストレスなどの刺激によって活発になったアポクリン汗腺は強いニオイの汗を出すようになります。
その結果、今まで脇の匂いが気にならなかった人が、実はワキガだったことに気づくという事も有り得ます。
日本人の多くは欧米人と違い、アポクリン汗腺が退化しているため、匂いはほとんどありません。
また、脇にあるアポクリン汗腺の大きさや量は生まれてから変わらず、生理的要因やストレスなどで変化することはないのです。
◆思い込み
ワキガではないのに、『俺脇臭いんじゃないか?やばいやばい?誰かに気づかれている?』と思い込みによる精神的なストレスによるものもあります。
自分のニオイを気にするあまり、それがストレスとなって、もっと臭くなるという悪循環を引き起こしている状態です。
学生時代の友人に言われた「臭い」の一言が心に残っていたり、自分の臭さを感じた時に「誰かに見られている」ことで、疑心暗鬼を抱きやすくなります。
安心してください。誰も臭いとは思っていません。
つまり、他人の言動によって自分が臭いと判断しているわけであり、逆に自分ひとりの場合は案外気にならなかったりします。
それに、信頼のおける人に聞いてみるのもありです。
案外、『全然気にならないけど。』と言われて、あっさり思い込みが解決することもありますよ^^
以上のことから、
✔思春期という誰もが通る道
✔仕事や人間関係のストレス
✔自分の思い込み
が脇のニオイの原因なのです。
思春期は誰もが通る道なので避けては通れないですよね。
ですから、今のストレスをなくすことが脇の臭い改善に効果があると言えます。
ストレスを軽減できる方法として、心と体を休めることが大切です。
方法は様々ありますが例を挙げると、
✔適度な運動により自律神経を整える
✔入浴により気持ちをリラックス
✔たまには美味しい物を食べてストレス発散!
などですかね。
自分なりのストレス解消法を決めてみるとよいでしょう。
臭いとさよならするためには
しかしながら、ストレス改善を行ってもすぐに効果が出るわけではありません。
何より継続することが大切です。
それにストレスが全くない生き方は、軽減することはできますが生きている以上、不可能ではないでしょうか。
つまり即効性と、改善効果に欠けるということです。
かといって、即効性を求めるために『制汗剤』を選択する方がいます。
確かに、即効性はありニオイを抑えることはできますが、あまりおすすめしません。
なぜなら、制汗剤に含まれる『クロルヒドロキシアルミニウム』によって、臭いものに蓋をしている状態になります。
老廃物が体内に溜まったままでは・・・やがて腐ります。
しかし、制汗剤やデオドラント剤に含まれる量はわずかですので、すぐにはこのような状態にはならないのでご安心ください^^
即効性と改善効果の両方を求めるのは、難しいということです。
要するに、汗は溜めずに出さないといけないのです。
ここで問題になってくるのがニオイ。
ホルモンの乱れやストレス要因でアポクリン汗腺が刺激されて汗が出ます。
ですが、世の中の若い男性全員が脇が臭いとは限りませんよね?
汗は出てもその後、臭うか臭わないかのどっちかです。
だったら、汗を出して臭わないようにすることが根本的な対策といえます。
冒頭でお話したとおり、体内で食べたものが蓄積されて老廃物となり汗となり体外へ出てくるものです。
ですから、汗の成分で匂いが決まるといっても過言ではありません。
よって、食生活の見直しが根本的な対策につながってきます。
食生活も即効性にはかけますが、改善効果は十分にあります。
ですが、人間の特性上、ダイエットと同じで長続きしにくいのが食生活改善のデメリットです。
◆食改善のデメリットまとめ
✔長続きしにくい
✔取り入れにくい
✔速攻性に欠ける
食改善のデメリットを解消できるものの提案として、サプリメントが有効だと考えます。
なぜなら、即効性はないですが、日頃から取り入れやすく、長く続けやすい、改善効果も期待できるからです。
>>若い男性のための体臭を改善するおすすめのサプリメントと、正しい選び方
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、【男性必見】20代、30代で体臭が臭い原因とその対策についてご紹介しました。
体が臭い原因は、ストレスが主な原因だったと言えます。
そして対策は即効性のものを選ぶのではなく、できるだけ継続性のある自分にあったモノを選ぶようにしましょう。
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