口臭が臭いのは便秘のせい?改善するとっておきの食べ物とは

「今日、口臭いな・・・」
このように、何気ない時にふと思うときってありますよね。
歯磨きはちゃんとしたのに、口の中から漂うニオイ・・・
実は、便秘が原因の可能性があります。
今回は、便秘で引き起こされる口臭について、そして、便秘を改善する食べ物についてご紹介します。
口臭が臭いのは便秘のせい?便秘の原因と改善するとっておきの食べ物とは
ここでひとつ気になるのは、『便秘と口臭って関係があるのか?』についてです。
もちろんあります!
それは、腸内環境と深く関係しております。
便秘というと、腸内で便が「ふん○まり」の状態のことですよね^^
腸内で食べ物が滞ると、いずれ腐敗していきます。
そして腐敗したものから揮発性ガスを発生させ、普通は”おなら”として排出されるのですが、便秘の場合は詰まっていますから、おならが出にくい状態になります。
え・・・おならはどこに行くの?
おならは、腸粘膜に吸収されて血液に入ります。血液は体内全身を巡っているので、肺から二酸化炭素と一緒に口から排出されるわけです。
つまり、便秘の人は口からオナラが出ると思っていてください(^^;)
※おならのような音は出ませんし、分解や吸収されることで、おなら100%のニオイは出てきませんのでご安心を。
これは、便秘の人だけでなく、普段からおならを我慢している人にも同じ事が言えるので、おならは出す!そして、オナラが出るということは、健康だ!と思っておく方が気持ちは楽になりませんか^^
※おならを排出する場所や環境には注意が必要です。笑
単に口の中が汚れていて歯磨きをして解消する場合もありますが、便秘の場合は、腸内環境をクリーンにしないと口臭のニオイの根本対策にはならないんです!
どんな食べ物が腐敗しやすいのか?
便秘が腸内と深い関係があり、口が臭い原因につながる理由は分かりました。では、『腸内で腐敗しやすい食べ物や、ニオイを放つ食べ物』とはどういうものがあるのか。
もちろん、腐敗した食べ物の全てが同じニオイとは限りません。
水を長時間放置するのと、お肉を長時間放置するのでは、ニオイの差は歴然ですよね?
当然、後者のほうが臭いですし、ハエが集ります。つまり、便秘の人が口が臭くなるのは腸内で詰まるだけではなく、
✔食べたもの
✔腸内に滞在する時間
によって大きく変わってくるということです。では、何を食べるとこの2つを助長するのか?答えを先に言うと、ズバリ肉です!!
この世の中に食品は無数に存在するので、肉が一番とも言い難いところですが、理論的にお答えしますと・・・
お肉は動物性タンパク質で出来ており、胃腸での消化が遅いことで腸内に滞在する時間がどうしても長くなってしまうんです。
そして、食べたお肉は分解されると、インドールやスカトール、硫化水素などのニオイ成分を発生します。硫化水素とは、温泉地に行くと臭うあの独特な匂いのことです。
化学工場が正式に発行している安全データシート(SDS)によると、硫化水素を吸引した場合、人は吐き気、頭痛、感覚障害、嗅覚麻痺、意識喪失、呼吸麻痺、最悪は死亡するとの記載があります。
これは硫化水素濃度が上がることによって人への影響も比例して増しますが、口の臭いで人を麻痺させたなどのニュースが報道されていませんから、口から出る硫化水素濃度は人へ影響の無い濃度でしょう。
かといって、人前で「はぅ~」と言って、息を吐くことはやめましょうね^^
本来はこれらがおならとして排出されますが、口から出る事を考えると・・・そりゃやっぱり臭いですよね?
まとめると、
✔消化が遅いことによって、腸内での滞在時間が長くなる
✔腸内でニオイ成分を発生する
つまり、腐敗しやすい食べ物はお肉などの動物性タンパク質であり、便秘の人は、おしりから排出されずに口から出ますから、特にお肉を食べたら口が臭くなるのです。
おならと口臭の関係は?おならがたくさん出ると口臭も臭い
よくよく考えてみると・・・
さつまいもって、お肉なんかよりも”おなら”がたくさん出ますよね?
「へぇ~」
であれば、お肉なんかより口臭が臭くなるのでは?
「屁ぇ~」
「・・・」
確かに、さつまいもを食べるとおならは出ますが、ニオイ物質が発生する成分はほとんど含まれておりません。
「へぇ~!!」
さつまいもには、『でんぷん』が多く含まれており、消化しにくい成分なんです。
だったら、お肉と一緒じゃんか・・・
ちょっと違った目線で見てみましょうか。
実は、くさいおならの原因はお肉に含まれている動物性タンパク質をエサにして、ウェルシュ菌と呼ばれる悪玉菌が分解したガスなんです!
逆に捉えると、腸内で悪玉菌を減らして、善玉菌が増えれば、お肉を食べても少なからずニオイは軽減できます。
さつまいもは、消化しにくく腸内に残りやすいですが悪玉菌がエサとなる成分がほとんど入っていないため、お肉ほどのくさいおならは出ないんです。
つまり、さつまいもを食べてオナラがたくさん出るからといって、口臭が臭いに結びつかないということです。
ですが、便秘の人が『さつまいも×お肉』のスペシャルメニューを食べると、
✔ガスを発生しやすい
✔ニオイ物質を発生
✔腸内に長期滞在
ですので、とてつもない口のニオイを放つと思われますので、このメニューは控えましょうね(^^;)
また、お肉やさつまいもなどの消化をよくするものに、酵素がオススメです。
さつまいもなんかは、皮に『ヤラピン』と呼ばれる酵素があり、一緒に食べると消化を助けてくれるので、おならも出にくくなりますよ^^
便秘の人が口臭を抑える方法とは?何を食べれば良い?
悪玉菌を下げるために、善玉菌を増やす方法が良いと言えるでしょう。
ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌と呼ばれる『乳酸菌』は善玉菌を増やす効果があります。
そして、『オリゴ糖』には乳酸菌で増やした善玉菌を活発にする働きがあります。
善玉菌によって、悪玉菌の増殖・定着を防いでくれます。
悪玉菌が減ることで、口のニオイだけでなく高血圧や狭心症などの生活習慣病の予防にもなりますので、将来のことも考えると摂取すべき食材と言えます。
また、善玉菌は腸内で排出の働きも行ってくれますから、便秘の人にはとても有効です。
つまり、オリゴ糖とヨーグルトを摂ることで善玉菌が増え、お肉などの動物性タンパク質を食べたとしても、口臭を軽減できるということです。
とはいえ、ヨーグルトは摂取できても、オリゴ糖はスーパーで売られているものだと高価であり、なかなか摂取できない人が多いのが現状です。
カロリーも少なく、手軽に必要な分だけ乳酸菌とオリゴ糖を摂取できるサプリメントはオススメです^^
中には、酵素を含んだものもあるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、『口臭が臭いのは便秘のせい?改善するとっておきの食べ物とは?』についてご紹介しました。
結論:『便秘の人が口臭が臭いのは腸内環境が原因だったこと。とっておきの食べ物はヨーグルトとオリゴ糖』
◆ポイントのおさらいです
✔消化しにくい食べ物はおならが出やすい
✔おならが血液に広がり、口から出る
✔お肉は口が臭くなりやすい
✔おならがたくさん出る=口臭が臭い。ではない
✔善玉菌を増やせば口臭も抑えられる
✔サプリメントでも必要な善玉菌は増やせる
便秘で口が臭いなと思った人はぜひ試してみてくださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました!
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