華やかだけではなかった!?CAが悩んでいる、臭いによる激務とは

飛行機の中で働いているキャビンアテンダント(CA)。いつもお客様に笑顔とより良いサービス、気遣い、快適で安心な空の旅を提供していますが、そんなCAにも悩みがあるそうです。
いくつもの悩みの中でも今回は、”ニオイ”をテーマにお話します。汗をかきやすい環境にあるCAたちの実態や、こっそり行っているニオイ対策、その他裏話なども紹介していきます。
CAの臭いによる悩みとは
私たちが飛行機に乗っている間、CA達は機内に異常はないか、お客様をより快適に安心させるためにと、見えないところでも活躍しています。飛行機という密室された空間の中で気にするのは、やはりニオイ。この仕事につきものなのは、お客様との近い距離感です。
機内では、お食事やお飲み物を提供するため、CAには清潔感が重要です。このような時に、少しの汗のニオイでもお客様に不快感を与えてしまうことに繋がってしまうことも。そのため、航空会社のマニュアルに「ニオイ」についての規定が定められているほどなのです。
清潔を保つために香りつけをしたりとニオイ対策を行っていますが、お客様によってはそれを不快と感じたり、お食事やお飲み物の妨げになると感じるかたも中にはいますので、まだまだニオイに対する悩みは多いそうです。
CAは寝る間がないときもある
国内線をよく利用する方はご存知だと思いますが、近いところでは1時間ほどのフライトで、長いところでは北海道~沖縄間で約4時間もあります。4時間も飛行機に乗っていると結構辛いですよね。特にエコノミーだと長時間のフライトではきついと思う方も多いはず。これはCAにも同じことがいえます。
なんと、このフライトが1日2,3回と数回あるそうで、1日に飛行機に何回も乗って、その中で笑顔を保ちお客様に良いサービスと快適なフライトを提供するのはかなり過酷ですね。
さらに、フライト時間で最長を誇るのが、ユナイテッド航空が運航しアメリカを発着する、ロサンゼルス(アメリカ)〜 シンガポール路線です。 飛行距離は14100km、飛行時間は17時間55分となっているそうです。休憩時間は設けられているとはいえ、18時間も密室された空間にいると、休んだ気にはなれないですね。
機内はCAが働く環境に合っていない!?
”お客様へ快適で安心な空の旅をお届けする”がモットーのため、機内の中はお客様が快適に過ごせる温度に保たれています。また、機内は飛行機の機首が少し上がっており水平ではなく少し坂道のようになっているため、歩くだけで疲れるとのこと。さらに、姿勢を一定に保ったり、お食事やお飲み物を提供する際の上下運動を繰り返すことで、結構汗をかくそうです。
「暑いからといってお客様がいる前で自分だけ上着を脱ぐこともできないし、汗をたらたらかきながら接客はお客様に不快感を与えるので、見た目やニオイケアには特に気を使っています」といった声も上がっています。
人には言えない、”見えない臭い対策”とは
そんな人前での仕事が当たり前のCAたちですが、人には言えない”見えないニオイ対策”を行っているとのこと。その裏話を調査しました。
こっそり汗拭きタイム
どうしても汗はかくもの。けれどお客様の前でたらたらと汗をかくのは失礼ですよね。あまりお客様の目の前で汗を拭くのも良い気はしません。そういう時は、化粧室で汗ふきシートで汗を拭き取る方が多いそうです。
特に暑い時は、お客様と顔だけ見える席があり、その席に保冷剤を置いておいて座った時に太ももを冷やしているという人も中にはいるそうです。
見えないインナー術
お客様の頭上にある荷物の蓋がしまっているかの確認で必ずあらわになるのが”脇”。この時どうしても脇の汗染みを気にしてしまうそうです。そのときは、片手で蓋を閉めながら反対の手で脇をさりげなく隠しているそうです。
また、インナーを変えて対応している人も多く、通気性の良いインナーや、汗脇パッドはみんなよく愛用しているそうです。
普段からニオイ対策
日頃から汗をかく習慣をつけることで、良質な汗をかきやすい体にしているとのこと。運動していると良質でニオイのない汗に変わるといいますよね。中にはジムやサウナで汗を流している人もいるそうです。
華やかながら激務でプライベートもあまりない中、自分のためだけでなく、仕事のため、お客様のためにプライベートに時間を使うCA達は素晴らしいですね。
まとめ
CAたちは見えないところでのニオイ対策を行っているおかげで、私たちへ快適で安心な空の旅を提供してくれているんですね。
今では食事で簡単に取り入れられ汗やニオイ軽減の効果を得るものがございます。人へ快適さや安心感を与えるためにも、CA達のように見えないニオイ対策をすることが大切です。
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